お や じ の ひ と り ご と

2004 年 11 月版
大きな地震で大変な被害が出てしまった。新幹線、高速道路など交通手段の大動脈がズタズタになり、水道、電気、ガスなどライフラインが壊滅状態で、新潟県の被災地の皆さんのご苦労は計り知れないものがある。特に無人の村に取り残された多くの牛たちをヘリコプターで助けるニュースを見たときは「他人事ではないな・・・」と思わず声に出してしまった。
今年は天候もおかしいね。記録的な夏の猛暑、幸いこの辺には大きな被害がなかったが台風。日本に上陸した台風が10個なんて覚えがない。この台風の影響で、今年の米は大豊作のはずが、米の作況98になってしまった。昔の人が「俵に入れるまでわからない」と言った通り、米の作柄というものは最後の最後までわからない。もっとも最近は何百キロもの米が一晩のうちに盗まれるのだから俵に入れてもわからないのだけど・・・。いやな世の中、時代になったものだ。
なんでだろうか? 自然の神様が怒っておられるような気がしてならない。人は“環境にやさしい何々”とか“地球にやさしい何々”とか盛んに言うけど、本当にそうか? 人は口ばかりで少しも謙虚でなく、傲慢で、勝手で、自分の周りの自然から何かを少し分けてもらってるということを忘れてるのではないかね。
もうじき新しい年が来る。自然を相手に人間のエゴを出さず、欲張らず、何かを返すという気持ちを忘れずに生きる、そんな年にしたい。
それでは少し早いけど、良い年をお迎えください。


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