梅雨に入って雨の量も多いし、ジメジメした毎日が続いている。こんな天気のせいではなかろうが、政治、経済、社会全体にいやなニュースが溢れている。テレビや新聞はこんなニュースを流して怖いとか許せないとか言っているけど、だからどうしようとか、こんな世の中だけどみんなで力を合わせてがんばろうと言うような話は聞いたことが無いな。おかしいよ!
今日お話したい安全でおいしい食品についても同じだよ。問題が起きれば大騒ぎをして、時間が経てば忘れる。テレビ局も新聞社も長期的で広い展望が無いと思うよ……。また説教から入ってしまった。長くなるから止めた!
本題に戻ろう。安全でおいしい食品、うちで言えば生乳はどうやって生産されるのか見てみよう。まず牛の餌が大事なポイントだよ。おいしい、安全な餌から安全でおいしいミルクが採れるんだよ。豆腐のおからのような餌からおいしいミルクは採れないな。良い餌を手に入れるために大変な手間と、経費がかかるわけだ。これから何枚か写真を見せながらお話しよう。
1枚目の写真、何だか分かるだろう、そうだ牛のウンコだよ。このウンコがコンベアで堆肥として牛舎の外に集められる。
2枚目の写真だ。堆肥は牧草地に蒔かれて牛の飼料・イタリアンと呼んでいる牧草になる。
3枚目がイタリアンの刈取り……
4枚目が刈取ったイタリアンを反転させて乾燥させているところだな。
乾燥したものをくるくる丸めて……
白いビニール地でラッピング。
梱包した牧草を積み上げて保管する。ここまでが5月頃の作業、これで終わった訳ではないよ。
今度は8枚目の写真、さっきと同じ自家製の堆肥をとうもろこし用の畑に散布して、良く耕しデントコーン(飼料用とうもろこし)の種を蒔く。
9枚目が最後の写真で、デントコーンの刈取りである。デントコーンは見た目は普通のとうもろこしと変わらないので、たまに実をもいでいく人がいるけど、人間にはうまいものではないよ。
9月の刈取り作業で牛の飼料作りは終わる。分かってもらえると思うけど、この一連の作業は自然循環型である。自然だから安全なのである。管理されているうちの土地から生まれた餌だから安心なのだ。だけど手間がかかる。大型の機械はパワーもあるけど燃料も食う。ガソリン高の今日、頭も痛い。安全でおいしい乳製品を生産するには、生産者の努力と消費者の理解、それと政策の支援が必要なんだね。
固い話になってしまったが、安さだけを狙ったものは続かないし、いつか無理がくるのじゃないかね。皆さんはどう思うかね? 私は諦めず、夢を持って頑張ってみるよ。跡継ぎたちにやる気になってもらわなければならないからね。
さて次回だが、うちのばあちゃんの自慢の野菜作りを紹介しようかな。
それと、かあちゃんのおいしい手料理を見せようかな。
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